風景映像ファイルvol.17 上富良野の雪原 | 取材日 2015年1月15日(木) |
白いけれど、ほんのり色がある、そんな雪原。 | ||
今年の風景映像も僕、太一カメラマンがお届けします。"雪原を撮る!"と、漠然と思いながら、車を走らせ選んだのが、上富良野町の郊外。国道237号線と千望峠の間の丘陵地で撮影しました。特別いい天気ということも無いですが、少しかすんだ淡い青空のもと雄大に広がる雪原をご覧ください。 撮影時は14:30ごろ、映像では寒そうに見えますが、1月としては暖かめだと僕は感じました。寒いのには変わりありませんが…。 撮影に良いアングルは、困ったことに逆光の向き。逆光だと空が白くなりますがそれは気にせず、雪の質感を重視して撮影を行いました。色味が少なめのカットが多いかとは思いますが、色味が少ないからこそ着目できるのが"雪の色"。「雪の色は?」と聞かれると白と答えて良いのですが、よく見ると完全な白ではなく、少しグレー気味だったり、ほんのり青かったりします。なので、あえて白く撮影しませんでした。結果として雪原の凹凸が映像で見てとれるかと思います。 この冬は、冷え込むことが少なくダイヤモンドダストなどの映像には出会えていませんが、これからどういう天候になっていくのか、どういう風景に出会うのか…撮影者として気になります。 |
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