冬の暮らしを支えます!~富良野市、道路の除排雪~

取材日 2014年12月29日(月) 
取材地 花園倉庫

  富良野市の除排雪について  

 移住者の方にとって、冬の生活で気になる雪との暮らしの中で除排雪について取材しました。市道の除排雪を担当する富良野市建築水道部都市施設課道路公園係 係長 晴柀直久(はれまきなおひさ)さんにお話を伺いました。

【富良野の降雪状況など】

「富良野市の降雪量は、5年間の平均で563cmほど降っています。雪質は、スキーやスノーボードを楽しむ方にはとても良好なパウダースノ―です。春先には湿って重い雪になります。」

【除雪について】

「早朝より主要部分をパトロールして、降雪量を図ります。降雪量が10cm以上ある場合、除雪をします。開始時間は、基本的に早朝4時から。そして、降雪量にも依りますが、午前中の9時~10時頃には終了するように行っています。市街地は除雪ドーザーで、家の間口を塞がないように道路の脇へ雪をかき分けます。郊外は除雪トラックで、道路の雪を左右に飛ばします。」

【排雪について】

「排雪は降雪量に依りますが、年に2・3回を予定しています。道路脇に堆積された雪山で、道路幅の確保が困難な状況や道路交通に支障をきたす恐れがある場合、ロータリー除雪車で、雪をダンプに積込み、雪山を除去していきます。雪捨場は、市民の雪堆積場として五条橋下河川敷・富良野大橋雪堆積場(島ノ下)・山部の三か所準備をしています。」

【市民へのお願いしたいこと】

「道路の真ん中に雪を出すのを止めていただきたい。それが、車両の通行に支障をきたし、緊急自動車の妨げになるからです。また、除雪作業の遅れの原因にもなりますので、必ず道路脇に堆積するように、ご協力をお願いします。」

 富良野の暮らしで、冬に不安を抱く方は多いと思います。雪との暮らしは、生活者として、時には厄介な存在です。「かまくらを作るなどして、雪と共に暮らしていく事を考えれば楽しく生活できると思います」と、晴柀さん。冬の暮らしを支える方の嬉しい言葉でした。

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