ふらびズムエリアの市町村には、移住の相談窓口があります。地域の情報や支援政策など、移住を考える時に、まず相談されてはいかがでしょうか。占冠村の窓口となるのは、企画商工課です。移住定住の相談窓口や促進事業の他、各団体と協力し、体験ツアーなど、村のPRも積極的に行うセクションです。事業の１つ「ちょっと暮らし」を担当の企画商工課 企画担当主査 中里安紘(なかさとやすひろ)さんに聞きしました。村への移住・定住の前に「短期ステイ」や「ロングステイ」の体験ができる「ちょっと暮らし(※)」。アパートとコンドミニアムの2種類の住居を廉価で村が提供します。どちらも家具付きで生活体験をすることができます。

　中里さんは、2013年4月に札幌から赴任されたばかり。そこで、村の特徴や印象についてお伺いしたところ「特急が停まる駅が2つ。高速道路のインターチェンジが２つもあります」とその利便性を強調されました。さらに「占冠村を拠点に、富良野・美瑛などをゆっくり旅行する時には、『ちょっと暮らし』が有効です。」とPRしてくれました。「村のキャッチフレーズ『自然体感占冠』の通り、自然が体験できる素敵なところ。また、すれ違った子ども達が、皆に『こんにちは』と挨拶してくれるのでびっくりしました」と村の日常生活に新鮮な驚きがあったようです。

　村面積の94％が森林で、村の中央を一級河川の鵡川が流れ、赤岩青巌峡という道内屈指の自然景観に恵まれた村、占冠。けれど都会からのアクセスはとても便利です。都会に近い田舎の占冠で、ちょっと暮らしてみませんか。

(※)お問い合わせ　企画商工課 企画担当　℡：0167-56-2124