ふらの歴史スポット テレビドラマ「北の国から」ロケ地 | 取材日 2012年11月16日(金)ほか |
富良野の名前が全国区へ | ||
1981年(昭和56年)、富良野は日本で一番有名な農村地帯となりました。テレビドラマ「北の国から」が全国放送されたのです。ドラマは、11歳の純と妹の螢が父の五郎に連れられ、東京から富良野の奥地の過疎村、麓郷に移住する時から始まります。大都会、東京から電気もガスも水道もない原始的な生活に拒絶反応を示していた純が、東京の生活では、ふがいない父であった五郎と大自然の中で共に戦いながら富良野の美しい自然や素朴な人々に育まれ元気に生き抜いていく姿が多くの人々の共感を得ました。 ドラマの放映に伴って、富良野の名前は全国区になると同時に多くの観光客が訪れました。当初は、突然の観光地となり、生活道が渋滞や砂塵を巻き上げるなど、良いマナーだけではない観光客への戸惑いを覚えた地元住民もいました。しかし、「北の国から」は1982年まで放映され、地元の基幹産業の1つに観光業が確立されるまで影響を及ぼしました。 ドラマが放映は終了してしまいましたが、麓郷を始め、市街地や周辺地域に撮影された場所やセットが保存され、今なお多くに人が訪れます。 |
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