ふらの歴史スポット 中村千幹氏之像 | 取材日 2012年10月2日(火) |
富良野の開拓を始めた人物 | ||
1969年(昭和44年)建立 中村千幹(なかむら ちから 1867-1916)は福岡県出身です。開拓の夢を抱え、1896年(明治29)、6人の仲間と共に入地。富良野原野にたどりつき、扇山に仮小屋を建てて目印としました。翌年、妻を連れて、旭川経由で富良野に入植。富良野での生活を始めました。扇山の筑後組合農場(後の佐々木農場)の管理人となり、富良野原野を農業地として開拓するだけではなく、道路づくり、布礼別川の工事などの計画に加わりました。 中村は、富良野市の開拓に初めて緒をつけた人物であり、地域の開拓に大きな功績を残しました。 入植当時の模様が、夫人のコウの口述筆記で残されています。 それから19年、中村千幹は、1916年(大正5)に51歳で病死します。その53年後、富良野市開基70周年を記念して像が富良野市役所に建立されました。(資料提供 富良野生涯学習センター) |
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