ふらの歴史スポット 扇山開拓碑 | 取材日 2012年12月3日(月) |
開拓の始まりの地、扇山 | ||
1953年(昭和28年)建立 1886年(明治19)、北海道庁の拓殖計画に基づいて、富良野原野は植民地選定のために調査が行われました。その結果、下富良野原野・ケナチヤウシ原野(現在の山部)の3万haが農耕牧畜の適地として選定されました。選定は上川地方のトップを切ってなされましたが、富良野が陸の孤島だったため、その後10年間放置され、上川地域の中で開拓が遅れました。 1896年(明治29)にようやく富良野地方の植民区画が設定され、翌年、福岡県出身の中村千幹が扇山に足を踏み入れ、さらに次の年に本格的に扇山に入植したことから富良野市の開拓が始まりました。 扇山開拓の碑は開基50周年を記念して、中央公民館扇山分館に建立されました。その16年後の1969年(昭和44年)に市役所の前庭に千幹氏の胸像が設置されました。(資料提供 富良野市生涯学習センター) |
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