ふらびズム


風景映像ファイルvol.14 ハイランドふらの 秋の散策路

取材日 2014年9月25日(木)
取材地 ラベンダーの森・ハイランドふらの

温泉宿泊施設の森

 いよいよ秋が本番を迎えつつある富良野。太一カメラマンが向かったのは「ハイランドふらの」です。お目当ては、温泉ではありません。「ハイランドふらの」には総面積は16.7haの森があり、「文学の森」「やすらぎの森」「市民の森」「ふれあいの森」「野鳥の森」「いこいの森」と名付けられた場所から成り、総称を「ラベンダーの森」といいます。

「ラベンダーの森」には、ウッドチップが敷かれた3コースの遊歩道が整備されています。太一カメラマンは、
「文学の森コース」から撮影を開始しました。最初に目についたのは歌碑。富良野の有志が創作した句が刻まれている歌碑。49基設置されているとかで、なぜ「文学の森」なのかが分かりました。
遊歩道から眺める景色は、歌碑だけではなく、カラマツにまとわりつくツタと木の葉が印象的に映ります。恐らくツタウルシでしょう。肌がかぶれるので触れないように注意しました。そんなカラマツ林の中で、目を引くのが、秋と冬の象徴ナナカマドの赤い実。ほかにも少し色づき始めた木の葉も見かけ、秋が深まりつつあることを感じます。
コースを辿りながら「文学の森」から「野鳥の森」へと進んだ太一カメラマン。さえずりは聞こえるものの鳥の姿は撮影できませんでした。また、改めて「鳥を撮りに行きたい」ものです。また「野鳥の森」では、カラマツ林の景色ではなく、たくさんの木々からなる広葉樹の森という印象でした。それからコースに沿って「いこいの森」を抜け、今回の撮影を終了しました。

 道中にヤモリと思わしき生き物に出会い、自然を感じてもらうために撮影しようかなと思いましたが、苦手な方も多そうなので今回は自重しました。

 市民にとって、身近な森の一つ「ハイランドふらの」にある「ラベンダーの森」。その遊歩道から眺める風景を冬が来る前に、またお届けできるかもしれません。ご期待ください。

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