第45回北海へそ祭り | 取材日 2013年7月28日(日)ほか 取材地 富良野市新相生通り祭り広場 |
夏の富良野で踊りまくれ! | ||
2013年の今年、第45回目となった「北海へそ祭り」が7月28日(日)、29日(月)に開催されました。お腹に絵を描き(図腹)、傘をかぶって踊るユニークな「北海へそ踊り」をメインに、2日間にわたっていろいろな催し物が企画されました。 富良野の味覚、特産品が 集合する「特産市・富良野うまいもん大集合」、図腹絵のペイントを手や顔に描く「体験コーナー」、沿道にズラリ並んだ出店などに、市民を始め、国内外の観光客が数多く集まり、富良野の短い夏を楽しみました。 両日とも19時から祭りのメインである「北海へそ踊り大会」が行われました。ここ数年は、あいにくの雨に悩まされることもありましたが、今年は曇り空のもと、踊り手に、丁度良い気温の中で、おおいに盛り上がった大会でした。28日は25団体1800人が、29日には27団体 1900人が参加しました。 この祭りは、まだ富良野 が誰にも認知されていない45年前に、今では「へそ三羽ガラス」と呼ばれ、伝説になった操上秀峰さん、森田藤八さん、横尾栄治朗さん(三人とも故人)が、郷土の将来と商業の発展のために、お祭りを企画し、数多くの困難を乗り越えて、 実施に漕ぎ着けたイベントです。当時は、図腹というユニークすぎる出で立ちに、踊り手を探すのも一苦労。嫌がる若者たちを説得して11人が踊ったというエピソードが伝えられています。今では、富良野のみならず北海道を代表する祭りとなりました。 富良野には祭りに影響を受け、へそにちなんだものが数多くあります。 へそマラソン大会、へそ公園(中心標公園)、 へそ標(北海道中央経緯度観測標)、 へそ民話、へそスイカ、へそ歓楽街、へそ十戒、へそ火脚、 へそみこし、へそ時計など、「へそ」の名の付いた銘菓の種類もあります。へそをテーマに「まちなか」を探索してみるのも面白いですね。 |
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