第12回 富良野演劇工場まつり | 取材日 2012年10月16日(火) |
NPOを支えるボランティアのおまつり | ||
富良野市御料にある富良野演劇工場で第12回の富良野演劇工場まつりが開催されました(開催日:2012年10月6日(土)~8日(月・祝)、主催NPO法人ふらの演劇工房) NPOとして日本で第1番目に認証された「ふらの演劇工房」の最大の事業は、「富良野演劇工場」の管理運営で、会員である多くの民間ボランティアに支えられ運営されています。その活動は、場内の清掃、公演時の手伝い、芝居に必要な大道具・小道具の制作、工場内の喫茶・売店コーナーなどの企画・運営と多岐にわたります。ボランティアの親交を深めるためにつくられたのがサークルで、現在、「ゴスペル・スノーサウンズ」、「市民劇団・へそ家族」、「朗読」、「ヒップホップダンス・スマイルファクトリー」、「手芸」の5団体が活動しています。 演劇工場まつりは、サークルの日ごろの練習成果を発表する場であり、NPOとして認証された10月に毎年3日間開催されています。 今年は、へそ家族やヒップホップなどステージでの発表の他、エコ・ファッションーや模擬店でのお好み焼きやおにぎりの販売など、演劇工場全体を利用したイベントが行われました(入場無料)。 今年で12回を迎えたまつりについて、工場長の太田竜介さんは「企画を立てた当初は、この内容で集客が見込めるかと心配だったのですが、今ではまつりがすっかり浸透し、サークルの発表内容も充実しているため、駐車場が大混雑するほど多くの方が来てくださるようになりました」と語りました。今年は3日間で約800人が訪れました。来年について「来客された方がより楽しんでいただくため、スムースな実施ができるようプログラムを組み立てていきたい」と太田さんは述べていました。 |
||