気を付けよう!冬道の運転 富良野自動車学校

滑りやすい路面に細心のご注意を!

 2012年の今年は、道内各地で初雪が観測史上最も遅かったのですが、12月末の現在は、各地で積雪量が多く、富良野も例外ではありません。広い大地と雄大な眺めを味わえる北海道の移動手段は、やはり車。ドライバーたちは、毎日、滑りやすい雪道に注意しながら走行しています。残念ながら北海道は、交通事故が多く、冬の事故は頻繁に起こっています。冬道、雪道の怖さは、どんなベテランになっても慣れることがありません。

 安心・安全な運転を心がけるために、専門家のご意見を伺いに、富良野自動車学校へ取材に行きました。管理者の三上眞嗣先生に、冬道を安全に走行するコツをお聞きしたところ「夏の運転以上に、スピードを出さないこと。早めのブレーキを心がけること。(移住者や旅行者は)慣れている地元の人につられて無理な運転をしないこと」などを教えていただきました。この日、自動車学校では、今年4月以降に免許を取ったドライバーたちの冬道講習会が実施されていました。受講生は、圧雪路面やカーブ、見通しの悪い交差点などを想定した練習を真剣に体験していました。

 実際の運転では、路面状況や天候が毎日同じことはありません。三上先生は「ベテランドライバーでも、冬道は初心者の気持ちで運転してください」とお話されていました。

取材日:2012年12月20日(木)