研修制度をフル活用
富良野へ移住を考える人それぞれには、「移住してやりたい事」があるのではないでしょうか。その中には、農業をやってみたいという人がいらっしゃいます。しかし、実際に移住しても農業を始めるには困難を伴います。一方で、就農できた方もいらっしゃいます。今回のふらびズムpeopleでは富良野市の研修制度を利用して就農した菅田豊(すがたゆたか)さんにご登場いただきました。
菅田さんは、京都府出身。住んでいた神戸市から富良野市へ移住しました。北海道で農業をしようと思った理由は、広い土地でやりたいという気持ちからでした。道内の農協や役場を友人と回った菅田さんが就農地として決めたのが富良野市。理由はなんと「制度が厳しい」ということだったとか。それについて菅田さんは「制度が厳しいという事は、裏返せばそれだけのサポートが得られるのではないかと思いました。」と話してくれました。
3年間の研修を終えて2014年に営農を開始した菅田さん。1年目を終えた感想は「研修で出来る気になっていたことがありました。周りの人の手助けがあって1年を終えました。農業は大変ですが、自分で考え自分で行動します。1日に10~13時間働いていても辛くなく楽しかったです。」と答えてくれました。
畑作でタマネギとスイートコーン、ハウス栽培でスイカとメロンを生産した菅田さん。タマネギとスイートコーンは畑作面積を広げたいと意気込んでいます。
最後に、視聴者の皆様へは「大変だと思いますが、やりがいはあると思います。私も畑違いから(転職し)農業を行っています。その気があれば一度来てみてください。」とメッセージをいただきました。
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