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あの頃の時間、いまの自分富良野演劇工場に馴染みの深い3人の俳優さんたちを中心としたお芝居が富良野演劇工場で上演されます。「イシノマキにいた時間」「キッカケの場所」(※)の2作品です。3人の俳優さんは、福島カツシゲさん、石倉良信さん、田口智也さん。富良野演劇工場には、お芝居、イベント、そしてこのエリアにお立ち寄りの際には、必ず顔を出してくれる俳優さんたちです。 それぞれに個性的で、ユニーク、お笑いも得意な3人が、東日本大震災の後、実際にボランティア活動を行い、観て聴いて、感じた思いがお芝居となりました。それが「イシノマキにいた時間」「キッカケの場所」です。 「イシノマキにいた時間」は震災直後のボランティや地元の人たちの心情を描き、全国各地で上演され、10,000人以上が観劇しました。今回、演劇工場で待望の再演となります。また、「キッカケの場所」は、震災から3年が経ち、変わりゆく人々の今を切り取ったオムニバス形式の作品で、ボランティアという活動から離れた人たちが、今の自分と石巻との関わりがテーマになっています。富良野GROUPからは、栗栖綾濃さんが出演します。 2作品の作・演出・出演の福島カツシゲさんは「いま、必要なのは、支援ではなく、関わるという事なのかもしれません。支援というコトバには、やはり、一方通行な響きがあります。関わるというのは、きっと支援よりも難しく、だから、支援よりも嬉しいことでもあると思うのです。関わるというのは、石巻や被災地に限らず、生きることに必要な事のような気がするのです。」とご自身のブログで語っています。 あの頃感じたこと、いま感じていることを伝えるこの2作品。公演、目前です!太田工場長が待つ「富良野演劇工場にお越しください。 (※)■「イシノマキにいた時間」 日時 2014年9月5日(金)19:00、6日(土)14:00 |