川辺に春の訪れが
4月になっても、雪が降り、冷え込みが強かった富良野地域。春の訪れはまだ遠いのだろうかと思っていたら、下旬になったとたん気温がぐんぐん上昇してきました。春の訪れを逃すまいと太一カメラマンは川辺へ出かけました。
まず、4月25日(金)。富良野市 ベベルイの沢を撮りました。詳細地図にすら載っていなかった川なので、名前はわかりませんでしたが、透明度の高い水が流れています。このあたりに「原始の泉」と呼ばれる湧水のスポットがあり遠くから汲みに来る人もいます。それほど水がきれいで、おいしいということでしょう。
次の日(26日)には、富良野市 太陽の里を流れる勇振川(ゆうふれ)に出かけました。水音と小鳥のさえずりを聞きながらの撮影です。川辺には、春を告げるフキノトウがたくさんありました。
そして、3日目(27日)の撮影は、空知川の上流に足を伸ばしました。上流になると、今までの川の流れの印象が違います。ゴツゴツした岩肌、ダイナミックな川の流れ。雪どけ水で、量が多くなっています。「雪が解けて、川となって、谷を下る」と、歌詞のように、遅かった春の訪れが、水鳥のさえずりやフキノトウなど春の花の彩りともに、水音にのって流れて来るようです。これから、農作業が本格的に始まろうとしている富良野地域です。
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