ふらびズム


駅から眺める風景 2013-2014総集編 前編

取材日 2013年度

駅を訪ねるシリーズ 前編

 JR石勝線占冠駅(2013年9月18日に取材)からスタートした「駅から眺める風景」シリーズの総集編前編をお送りします。前編では、石勝線の占冠駅と根室本線の幾寅駅、山部駅、布部駅の4駅から眺める風景をお届けします。

[JR石勝線・占冠駅]
 所在地は北海道勇払(ゆうふつ)郡占冠村字占冠です。所属路線は石勝(せきしょう)線。占冠村が業務を行う簡易委託駅で特急列車しか停まりません。開駅したのが、1981年(昭和56年)10月1日。

[JR根室本線・幾寅駅]
 幾寅(いくとら)駅までの所要時間は、JR富良野駅から約50分で、1902年(明治35年)に開駅したJR北海道根室本線に所属する無人駅です。南富良野町の東部、幾寅にあり、国道38号、道の駅南ふらの、商店街、住宅地が、公共機関などが集中している場所にあります。地名の由来は、アイヌ語「ユクトラシ」=「鹿が山を越えて行った場所」だと地元観光協会から教えてもらいました。

[JR根室本線・山部駅]
 1900年(明治33年)12月2日に信号停車場として開場し、1901年(明治34年)4月1日に駅に昇格しました。山部(やまべ)という名は、アイヌ語の「ヤム・ペッ」(冷たい水)から由来します。山小屋風の外観の駅舎は、1988年(昭和63年)に建て替えられました。

[JR根室本線・布部駅]
 1927年(昭和2年)12月26日に開駅しました。布部(ヌノベ)の名前は、アイヌ語の「ヌモッペ」、すなわち「ヌム・オッ・ペッ」(クルミの多くある川)からでたもので、これがなまって「ヌノッペ」といい「布部」となったといいます。また、テレビドラマ「北の国から」に登場する無人駅として、多くの観光客が訪れた場所でもありました。

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