市の山部地区で奮闘中!
都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域への定住・定着を図ることで、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした「地域おこし協力隊」。富良野市では、神戸市の山本美麗(みらい)さんが、2013年6月から隊員として活動しています。活動のフィールドは、富良野市山部地区。ドライブイン2階のNPO法人の事務所にデスクを置いています。山本さんの日々の仕事は、地域イベントの企画・運営や地域の食材を使った商品開発など多岐に渡ります。隊員としてフル活動している様子は、「富良野市地域おこし協力隊」のfacebookページに毎日のように書き込まれています。移住したての富良野ライフの参考としてご覧になることをお勧めします。
広大な自然にあこがれていた山本さんは、4~5年前から移住を検討していました。そのために、何度も富良野を訪れています。市移住促進協議会主催の「素のーライフinふらの」に参加した時、協力隊募集の情報を聞き、応募。熱意が通じて見事採用となりました。任期終了後にはカフェを開くことを目標にしているそうです。夢のカフェ。開業するなら場所も徐々にイメージしているとか。着々と目標に向かって進む山本さんのバイタリティーがうかがえます。
さて、協力隊員としての山本さんに話を戻すと、主な仕事は山部地区の地域活性化ということになります。地域の関連団体やNPO、地元住民の方々と協力して、さまざまなイベントや、活性化に必要な仕事をしています。今回は、山本さんがお手伝いをしている山部ドライブインでの「手作りパンの販売準備」を取材しました。富良野産小麦のハルユタカを使用したパンは、水・木・金の11:00~14:00の販売で(2014年3月現在)、開店と同時に売り切れる時もあるそうです。あと少しで雪どけ。ドライブ観光の季節ももうすぐ。これからますます忙しくなりそうな美麗さんでした。
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