一般社団法人 かみふらの十勝岳観光協会 課長 遠藤 純 さん
上富良野町は、富良野盆地に広がる大地と十勝岳登山口のある十勝岳温泉のまちです。自然を感じながら、ぶらぶらと散策するフットパスが盛んです。またかみふらのポークやふらの和牛など、食の特産品も数多い名産地です。その上富良野町にある、一般社団法人 かみふらの十勝岳観光協会課長の遠藤純さんに町の自慢を伺いました。
「上富良野町は、十勝岳を中心とした大自然豊かな景色が特徴です。いらしたら、必ず見て欲しい美景のスポットとし『上富良野町・八景』を制定しました。その中で、特に特徴的なのが、十勝岳温泉です。4軒ある温泉宿は、源泉の種類が全て違います。硫黄の温泉、炭酸の温泉など、近くで、いろいろなお湯が楽しめます。さらに各施設に露天風呂があり、曽於から眺める景色は絶景です。」
また、上富良野町は道内のラベンダー発祥の地です。1946年(昭和21年)、『香料会社がラベンダーを栽培する場所を探している』という記事を町内の東中(ひがしなか)エリアの方が、育て始めたことに由来します。そのラベンダーは今も農家にあり、町の特徴の1つです。全国の方々にラベンダーオーナーになっていただく「持ち株制度」をかみふらの観光協会で実施しています。
さらに特徴的なこととして、上富良野町にはホップ畑があります。ホップとビール麦を作っているのは、北海道で唯一上富良野町です。なかなか見られない場所にあり、私たちが、PRをして、皆さんに見て頂いていただきたいと思います。」
遠藤さんは、生まれも育ちも上富良野町。移住者へのメッセージをお聞きしました。
「時間がゆっくり流れ、住みやすい町だと思います。移住されている方もいらして、『この町は綺麗で住みやすい。人が良い。』と、言ってもらえるのが嬉しく思います。」
そういう遠藤さんのお気に入りの場所は、十勝岳。「十勝岳の上からまちを見下ろすのは絶景。富良野盆地が一望でき、綺麗な場所でもあります。あと1つは「千望峠」。十勝岳連峰を一望できる場所で、夜も星が綺麗に見えるところとか。山と盆地を仰ぎ、見下ろす風景が大好きな遠藤さんでした。
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