ふらびズム

 
富良野市経済部商工観光室 商工観光課長 川上勝義さん

取材日 2014年1月9日(木)
取材地 富良野市役所

富良野の観光について

 富良野市は、大雪山連峰を始めとした山岳風景と四季折々に変化する農村景観に加えTVドラマの舞台にも度々登場したことで、毎年、約180万人が、国内外から訪れる道内有数の観光都市となりました。観光は、農業と共に富良野の基幹産業として地域経済に与える影響は大きく、富良野市の活性化には、不可欠な産業となりました。その観光の「現状とこれから」について、市商工観光課長川上勝義さんにお話を伺いました。

 「富良野を全国的に有名にしたTVドラマ『北の国から』の放映が終了し、約10年が経ちました。そのドラマの存在を知らない世代が増えてきました。現在、富良野の観光は夏がメイン。人気のスポットは、花畑、ワイン工場、チーズ工房、フラノマルシェなど、自然景観や富良野産の加工品を販売する施設などです。また、参加体験ができる富良野自然塾のフィールド、演劇などを上演する小劇場の富良野演劇工場にも集客があります。客層として、ご家族や女性グループが多い傾向にあります。また、台湾、香港、シンガポール、タイと、アジアを中心とした海外の旅行客もここ数年増加しています。アジアの方には、夏だけではなく、富良野の雪と氷に世界を楽しんでもらう冬の積極的なプロモーションを行っています。

 また、富良野を中心に近隣6市町村で『富良野美瑛広域観光推進協議会』を組織。官民が連携し、各地域の素晴らしさや人気スポットの広域PRを1994年から開始。『富良野・美瑛』という名前を国内外に広めて行く取組が続けられています。

 そして、課題は、冬の富良野に来ていただくことです。もともと富良野観光は、スキーからスタートしましたが、今や冬と夏の集客は逆転。冬の観光数は、ピーク時の約 1/3程度となっているのが現状です。また、夏は、花の鑑賞に頼るのではなく『自転車』『走る』など、富良野の自然を積極的に満喫できる観光メニューの造成にも力を入れたいと思います。」

 生まれも育ちも、富良野の川上さん。今年の個人目標は、「石ちゃん」に近づくこと。富良野は食べ物が美味しくて、いっぱいある美味しい店に良く出かけるそうです。人気スポットで課長とバッタリ会う時もあるかも。「まいう~」と叫んでいるかもしれません。

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