ふらびズム

 
ふらびズムpeople 猫宮大輝さん

取材日 2013年12月15日(日)
取材地 富良野市内

やりたいことは「丁寧な仕事」

 12月半ばの富良野市郊外の山林で聞こえてくる重機の音。その重機を操作していたのが、猫宮大輝さんです。猫宮さんは、札幌市出身の道産子。長野県の大学で学んでいたころから、森林に関する仕事を目指していました。2002年には、当時住んでいた南富良野町から富良野市へ移り、有限会社を立ち上げました。猫宮さん曰く「会社を始めたころは、アルバイトもしながらしのぎました。それを積み重ねて6~7年前から山林管理の仕事で会社を回せるようになりました。」

 取材当日は日曜日、山林管理の仕事に休みは無いようです。雪の積もった冬の間も仕事があります。仕事の思いを聞くと「やりたいことは、丁寧な仕事ですね。特別な思いをもってやっているので、地域の山林を良くしていきたい。」

 当初抱いていた富良野市の魅力は「札幌、旭川、帯広など全道にバランスよく行ける拠点」ということだったのですが、生活に必要な物は揃い、有りすぎず、無さすきずというバランスが気に入っている様です。また、自然環境も魅力と感じている様です。

 最後に、移住を希望する人へのメッセージを伺いました。「地域の中でどう生きていくかのビジョンが無いと厳しいと思います。働いてお金を稼ぐ事は大切だと思います。良い部分ばかり見て入ってくると、実際住んでみて苦労するということもあると思います。事前に何回か行って、実際はどうなのかという事を入念に情報収集してから考えるべきだと思います。」

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