ふらびズム


駅から眺める風景 富良野駅

取材日 2013年10月2日(水)
取材地 富良野市日の出町1

 駅から眺める風景からその街(集落)の歴史や在り様が見えるかもしれない…と始めたこのシリーズ。第2回目はJR富良野駅です。所在地は、北海道富良野市日の出町1.所属路線は、根室線。JR根室本線の途中駅であり、JR富良野線の始発駅であり終着駅です。

 開駅したのは、1900年(明治33年)で、現在の駅舎になったのは、1974年(昭和49年)です。駅舎の老朽化とその翌年に開催された冬期国体に合わせスキーの街、観光の玄関口にふさわしい駅として、平屋鉄筋コンクリート造りとなりました。駅前には、都市計画の区画整理でバス停、タクシー乗り場など、整備されたロータリーが広がっています。プラットホームには、富良野駅東西自由通路(愛称「ポッポブリッジ」)が架かっています。エレベーターがあり、自転車でも通ることができます。駅東側の病院に行くのがとても便利になりました。

 駅前のロータリーを抜けて、徒歩3分。「日の出へそ公園」があります。ちょっと、見逃してしまいそうな小さな公園の中には、富良野市の夏の一大イベントである「北海へそ祭り」の柱として1974年(昭和49年)7月に創祀された北眞神社御分祠が祀られています。1998年(平成10年)7月18日「北海へそ祭り」の第30回目を記念して「御本社よりご分霊をいただいて北眞神社の氏子会が中心となって祭りの会場であるこの地に鎮祭した」とのことです。

 この小さな公園には、絆がいっぱいあります。北眞神社の「きずなを願う絵馬」があります。親と子の絆、恋人との絆、市民と市民との絆、国境を越えた絆、病気の子を思う願い…語り尽くせない絆、そんな世の中にある全ての絆への願いが込められているのが北眞神社「きずなの絵馬」ですという説明文がありました。また、穴の開いた大きな石「へそ絆石」が置かれていました。この石の両側から手を入れて中で手と手を握り合えば「絆」がより一層深まるのだということです。

 JR富良野駅の駅は、TVドラマや旅番組で、富良野市の入り口として、たびたび登場しました。それだけではなく、その周辺では、「北海へそ踊り」、「フラノビ・アモール(ビアガーデン)」「ふらのワイン祭りinまちなか」が開催され、富良野市民にすぐ出会えるスタート地点でもあるのです。

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