ふらびズム

 
ふらびズムpeople 占冠村 地域おこし協力隊

取材日 2013年9月18日(月)
取材地 占冠村役場

行政と住民のかけ橋に

 総務省が推進している事業に「地域おこし協力隊」があります。地方自治体が都市の住民から隊員を募り一定期間各地区の地域活動をサポートしていくものです。受入れの地元にとっては、人材の誘致と地域力の強化となり、応募者には、都市には無い豊かな環境や人とのつながりなどのライフスタイルを新しく構築できる可能性があります。占冠村では、2名の隊員を募集し今年の9月から、その活動を開始しました。着任したばかりですが、協力隊員としての活躍が期待されるお2人、野本正樹さんと門田雄一さんに、応募のきっかけ、村の印象、抱負などを伺いました。

野本正樹さん
「きっかけは、田舎暮らしに憧れ、漠然と住めたらいいなという思いがあり応募しました。占冠村は、仕事で通過してことがある程度でした。暮らして、静かなところだなという印象を持ちました。まず、村民に顔を覚えていただき、なじむことが第一歩だと思います。馴染んでいただけるよう努力したいと思います。」

門田雄一さん
「インターネットで情報を知り応募しました。占冠村が北海道の真ん中で高速道路の出発点である利点が活かせるのではと思います。3年後には自立しなければなりません。隊員をしながらその基盤を作りたいと思います。今、占冠村民歴は、私が一番浅いので、村民の先輩の経験を吸収し、全国に村の良いところをアピールしたいです。」

  隊員の受入れ担当者、企画商工課企画担当主査 中里安紘さんは、「住民と接する機会がとても多い仕事内容なので、地域に溶け込んで対話をしながら真のニーズを知り、『行政と住民のかけ橋』となって欲しいです。」と期待します。 村では高齢化・少子化が進み、高齢者世帯のサポートが集落対策の一つであり、隊員の重要な仕事です。任期は最大3年。占冠村の地域おこし協力隊員、いざ出動!です。

(資料映像提供:占冠村)

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