ふらびズム

 
ふらのクリエーターズマーケット vol.12

取材日 2013年6月29日(土)ほか
取材地 富良野市生涯学習センター

人の心をつなぐモノがある

 ものづくり作家が集い、工芸品を展示販売する「ふらのクリエーターズマーケット」(主催実行委員会)が2013年6月29日(土)、30日(日)に開催されました。

 毎年6月の最終土・日で開催されるこのイベントは、今年で12年目を迎えました。当初は、富良野市山部で作家と地域の人たちとの出会いを目的にしたものでしたが、地域のボランティア活動に支えられ、作家と参加者が年々増え、内容も充実したことから全国的に知られる人気イベントに成長しました。現在は、工芸品の販売だけではなく、道内外の作家が交流する場や食材を活かした食べ物の屋台が並ぶイベントとしても認知されています。

 京都市から参加した作家、佐藤輝典・妙子さんご夫妻(toya gallery108)は、真鍮のアクセサリーを出展しました。イベント前日にお話を伺ったところ「初めて出展します。作家が作品を発表する場は少ないので、このイベントは大事にしていきたい。」と輝典さんは意気込みを語っていました。

 今年度は、88組100人以上の作家が出展し、アートクラフトの販売や体験コーナー、飲食店の出店などで大盛況の2日間となり、9,000人以上の動員となりました。

 第3回から10年間実行委員長を務めた恒枝直豆さんは(山部在住・陶芸家)、今年度を振り返り、「期待以上の作家さんが集まったと思います。展示販売だけではなく、作家同士の交流の場としても意義深いものとなりました。来年も面白い作品が集まると思います。期待してください。」と述べてくれました。

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