地場商品の紹介、宣伝、普及、販路拡大などを行うNPO法人富良野物産協会主催の「富良野の魅力を引き出すセミナー」が、市内 飲食店 くまげらで、2013年(平成25年)1月25日(金)に行われました。講師は、中富良野町で(有)天心農場を経営する北川光夫さん。おいしい野菜づくりやチコリーを使ったお茶やコーヒーなどを通して農産物の魅力を発信している内容に約20人の出席者が耳を傾けました。
北川さんは「富良野は、大自然がすばらしい。この素晴らしい大地から取れる原料に手を加えれば、すばらしい加工品となるものがたくさんある」と話し、北川さんが作った鹿肉ビーフジャーキーの試食やビタミンAがレタスの9倍もあるチコリーのコーヒー試飲などが実施されました。
農産物や加工品という観点から地域の魅力を理事長の宮田均さんにお伺いしたところ「四季がはっきり分かれている環境です。地域の特色を活かした他にない商品の開発を進めることで(雇用も生まれ)働く場所も増えるのでは」と力強く語っていました。
このセミナーは、物産商品・販路拡大プロジェクトの一環で、次回は2013年1月30日(水)、「富良野の素材を生かすセミナー」と題して、市内でラーメンの製造・販売を行う富川哲人さんを講師に迎え実施されます。協会では、地元に根ざした職人の話が聞ける機会と一般の方にも広く参加を呼びかけています。
(こだわりの食事付きで、参加費500円。申し込みは物産協会まで。℡0167-22-1405)
取材日:2013年1月25日(金)