ふらびズム



冬の除排雪


冬の暮らしを快適に過ごすために

 年末年始から例年以上に積雪を感じていた今日この頃、富良野の冬の風景である道路の排雪作業行われています。除雪とは、雪をかき分けて車や人の走行や通行をスムースにする作業で、排雪は雪を無くす作業です。

 今回取材した作業は排雪。作業の流れは、まず、グレーダと呼ばれる作業車が雪を掘り、かき出した後、排雪車が雪を指定の場所まで運んで行きます。

 富良野市都市施設課道路公園係 箭原俊博さんに同行いただき作業風景を取材しました。排雪する時間は、午前7:00から午後5:00頃まで実施され、20日から約1ヶ月にわたって行われます。一台でも路上駐車があると除排雪車が通れず、その先の除排雪ができないことがあります。雪を車道に出すと見通しの悪化、交通障害の原因となります。また、除排雪作業の遅れの原因にもなりますので、市民へのご協力をお願いししているそうです。除排雪にかかる費用は平成24年度で2億行われ、1月と2月下旬の2回で全市的に実施される予定です。

 市が担当できる除排雪は道路関係のみで、市民は家の周りの除雪に明け暮れる冬の暮らしが待っています。箭原さんに、個人的に雪の暮らしを乗り切るコツをお聞きしたところ「富良野は、雪のあるまち。共存して生活すること」と、微笑まれました。白い世界に包まれる冬が好き!という市民も少なくありませんが、雪のない地方に比べると、交通障害などいろいろなリスクが高まる季節です。移住・定住をお考えの方は、冬の生活体験が不可欠かもしれません。

取材日:2013年1月8日(火)

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