ふらびズム



ふらびズムpeople
北海道新聞社 富良野支局 記者 小林健太郎さん


富良野は人が近いまち。壁がなく受け入れてくれる

 富良野に住む人たちに取材するシリーズ「ふらびズムpeople」。いつもは富良野沿線を取材している側の小林健太郎さんに富良野での暮らしぶりなどをお聞きしました。この日は、富良野緑峰高校の写真部の鎌田幸樹君の取材に同行しました。鎌田君は、高文連写真展で入選し、来年8月に開催される全国総合文化祭へ出品されることが決定しました。小林さんの親しみやすい語りかけに、鎌田君はかみながらも取材に応えていました。

 小林さんは、埼玉県出身。2004年に入社し、外勤記者となって3年、富良野は4ヶ所目の赴任先で、着任して1年3ヶ月となりました。「富良野の好きなところは?」には「自然環境や四季のメリハリ」と答え、「残念なところ?」では「夜は早く店じまいをする。若者が高校を卒業したら富良野から出て行ってしまう」…などを挙げていました。 今後の抱負として「富良野がこれからどんなまちになっていくのかを見届ける姿勢で取材したい」と語ってくれました。「富良野は、だれでも声をかけてくれ、外から来た人に壁を作らない人が近いまちです」と印象を話してくれた小林さん。これからも地域の情報発信に期待しています。

取材日:2012年10月30日(火)

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