富良野駅前公園で、原料のぶどうが収穫できること、市民や観光客がふらのワインを飲んでくれることに感謝して「ふらのワイン・ぶどう祭り」が開催されました(実行委員会主催)。今年で26回目を迎えるこのイベントに約7,500人の市民や観光客が富良野の秋を楽しみました。
今年の特徴は、出店数が多かったこと。どの店も食べ物の素材に富良野産を使用し、ふらのワインやぶどう果汁を使ったメニューを1品出すことにこだわりました。直径2mの大鍋で作るジャンボチーズフォンデュ、焼き鳥、ジンギスカン、タコス、豚さがりなど11種類の食べ物が販売され、どの店にも行列ができました。また、消費されたワインは294本、ぶどう果汁ジュースは350本に上りました。
イベント会場ではウエルカムドリンクをはじめ、PRレディによるぶどう踏み実演会と一般参加者の体験、ふらのワインクイズ王決定戦、コルクの宝さがしなどが行われ、家族連れを始め道内外の多くの観光客が参加して、祭りは大いに盛り上がりました。
予報で心配された雨は少しだけ降りましたが、まずまずの天候で、心ゆくまでワインや秋の味覚を堪能できた1日となりました。
取材日:2012年9月16日(日)