ふらびズム



五郎の石の家

富良野市麓郷


もうすぐ雪に閉ざされます。来年の春、また会いましょう

 ドラマ「北の国から」の主人公黒板五郎が住む家として野外に展示されている「五郎の石の家」(富良野市麓郷/ふらの観光協会管理)が2012年の営業を11月23日(金)に終了します。 毎年、雪の降る時期に閉鎖し、翌年の4月末のGWにオープンされる施設で、今年は14万以上の見学者が施設に訪れました。

 2002年にTVドラマの放映が終了し、今年で10年になりますが、今なお「北の国から」の世界観を求めて、ロケ地に訪れる方が大勢います。この施設を管理する、ふらの観光協会の野村守一郎さんは、衰えぬドラマロケ地人気について「昨年(2011年)は、ドラマ生誕した30周年。BSフジでドラマの全作品が再放送され、それを観てきた方も多かった」と話しました。

 また、震災という大きな出来事があり「みなさんのドラマの見方が変わった。五郎さんのライフスタイル取り入れたいと考える方がいるような気がする」と、野村さんは続けました。 放映終了後もDVDで観た訪れた方々にドラマの世界感を感じてもらうため、主人公が今、そこに住んでいるようにメンテナンスを丁寧に行っているそうです。

取材日:2012年11月16日(金)

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