富良野市ことぶき大学(学長宇佐見正光教育長)が市文化会館で開校40周年の式典を行い、在学中の大学生ら約100人が参加しました。この日は前学長の川島祐司さんら3人に功績をたたえた感謝状の贈呈や能登芳昭市長らが祝辞を述ました。
ことぶき大学は、1972年に開設され、現在まで、延べ1,296人が学び、2012年度は96人が在籍しています。旭川医大の教授や地元高校(富良野高校・富良野緑峰高校)などの現役教師を講師に迎えた授業や、運動会、遠足、地元小学校訪問など充実したカリキュラムを約1年にわたって受講しています。ご担当の松井貞一さんは「60歳以上の市民であればどなたでも入学できます。自営業、リタイアされた方、地方から移住された方々が、仲間を作り、向学心を持ち勉強をしています。是非、入学してください」(市教育委員会 生涯学習推進アドバイザー)と話されました。本科4年、大学院2年、研究生1年と最大7年間の大学生活で、学生たちは、勉強や人との出会い、見知らぬ土地での友達づくり、世代間交流などを経験することができます。
入学希望者は毎年3月までに申し込めば新年度から入学できます。お問い合わせは、市教育委員会 ℡.0167-39-2318まで
取材日:2012年10月3日(水)