富良野市下御料にあるNPO法人C.C.C富良野自然塾で、第31回森づくりの集いが開催されました。富良野自然塾は、ゴルフ場の跡地を植樹により元の森に再生する自然返還事業を中心に、環境教育を実施しています。
「森づくりの集い」は富良野市民に「自分たちが森をつくる」意識を高めてもらうため実施する市民の植樹活動です。毎年5月から10月まで月1回開催され、申込みをするとだれでも参加することができます。
インストラクターの小川喜昌さんから「集い」の意味や植樹のやりかたを教えてもらった後、1ヶ所に「ホオノキ、スモモ、ヤマモミジ」の3種類を埋める方法で、6人で30本を植樹しました。 自然塾では、1回の規模は小さくとも、これから50回、100回と地道に開催する予定です。 2005年から開始された植樹は、市民活動も含め現在約50,000本の樹木が根付き、 ゴルフ場の芝生は森にかわりつつあります。
開始当時から、ほぼ毎回参加されている女性は「自分が植えた苗が大きく成っているとうれしくなります。」と話していました。
市民以外でも、環境教育プログラムの中で植樹を体験することができ、詳しくは自然塾までお問合せください
NPO法人C.C.C富良野自然塾 ℡.0167-22-4019
取材日:2012年9月22日(土)